就活辞典:エントリーシート
難易度
★
概要
《〈和〉entry+sheet》企業が就職希望者に提出させる人物調書。学歴・職歴・取得資格など通常の履歴項目のほかに、自己PR、志望動機など独自の質問について記入させる。ES。
[補説]平成3年(1991)ソニーが初めて採用したといわれる。オープンな方法として急速に広まった。(出典:エントリーシートとは - コトバンク)
補足説明
最初にして最大の難関
多くの企業が選考の第一段階で課すのが、このES。
しかし、難関企業では数パーセントしか通らないと言われている。
実際、エイベックスや資生堂といった有名企業のES通過率は10%に満たない。
多様化する設問
多くの企業では、自己PRと志望動機を問いとして設ける傾向がある。
しかし、近年は設問が多様化しているようだ。
例えば、食品メーカーでは「忘れられない味は?」、出版業界では「東野圭吾にどんな本を勧める?」といった業界の特徴を捉えたユニークな設問も出てきている。
ここにまとまっていたので、是非参考にしてほしい。
評価されるESとは
それでは、一体どのようなESが評価されるのだろうか?
残念ながら、明確に答えを出すことは出来ない。
ただ、人事も人である以上、以下のような戦術は有効だ。
この記事で繰り返し説明されていることは、「相手の目線に立つ」ことの大切さだ。
この前提にあるのは、「人事も人である」という考えだ。
というのも、人事は限られた期間で大量のESを裁く必要があるのだ。
その負担は計り知れない。
だからこそ、読みやすいESが良いESなのである。
関連用語
面接
自己PR
本選考
就活辞典:損害保険
難易度
★★★
概要
損害保険会社とは、予測不能な事故や火災などによって受ける損害に対し、一定の金額(保険金)を支払う保障をしている会社を指します。自動車保険や火災保険などを扱っている会社がこれにあたります。このような事故や火災は予測ができず、いつ保険金の支払いが起こるかわかりませんので、ある程度のお金を常に用意しておく必要があります。そのために、預かり資産の運用は、短期貸付や預金など安全性の高いもので行っています。子会社を通じた生命保険会社からの業務参入の解禁や1998年からの保険料の自由化により、損保業界内における競争は激しくなっています。(出典:コトバンク)
補足説明
「鉛筆からロケットまで」
この標語に表れているように、損害保険が取り扱うビジネスは幅広い。
そのため、様々なことに好奇心を持てるような学生に人気の業界だ。
実際、インターンの人気ランキングでは人気の銀行と並んで5位にランクインしている。
(出典:【文系】2018年卒 就職希望・人気企業ランキング | キャリタス就活2018 | 新卒・既卒学生向け就職活動・採用情報サイト)
高い給与水準
この業界では、メガ3社を筆頭に大企業が活躍しているため、給与水準も高くなっている。
特に、業界1位の東京海上日動の平均給与は900万円を超える。
年収の面においても、学生に人気な業界であることがうなずける。
(出典:【業界分析:損害保険】東京海上日動火災保険、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険。損保4社の違いを徹底比較!|就活サイト【ONE CAREER】)
転職には不向き?
損害保険業界でのキャリアは特殊であるために、転職の幅は狭いと言われている。
しかし、同業界内での移動は不可能ではなく、日系と外資を行き来するようなキャリアも少なくないらしい。
関連用語
- 生命保険
- 金融
- 第3分野
- 間接営業
就活辞典:銀行
難易度
★★
概要
現代の金融機構の中枢的組織で,遊休資金を預金として集積し,これを貸付資本に転化し,さらに信用創造を行う。その業務は,資金を調達する受信業務とこれを運用する授信業務とに大別。(出典:銀行(ぎんこう)とは - コトバンク)
補足説明
学生から根強い人気のメガバンク
「終身雇用の時代は終わった」と言われて久しいが、安定・高収入の代表格である銀行の人気は変わらず。
特に、メガバンクと言われる大銀行らは、その採用人数の多さもあり、多くの学生が志望している。
(参考:2018年卒 就職希望・人気企業ランキング | キャリタス就活2018 | 新卒・既卒学生向け就職活動・採用情報サイト)
意外と知られていない銀行員の仕事
これほどの人気にも関わらず、意外と仕事内容は知られていない。
簡単に紹介すると、銀行の代表的な業務は3つある。
- 預金業務
- 貸付業務
- 為替業務
銀行員の仕事内容は、これらの業務を通して、利用者の金融の利便性を向上させることにあるようだ。
2番の「貸付業務」は学生からイメージし辛いかもしれない。
解説してくれるサイトがあったので、チェックしておこう。
(参考:銀行員の仕事内容 | 銀行員の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden)
共通業務と異なる社風
基本的に、同規模の銀行であれば業務は変わらない。
しかし、歴史ある銀行では、それぞれが違う社風を持っている。
例えば、三菱東京UFJ銀行では、スマートなエリートが求められるそうだ。
一方で、みずほ銀行グループでは官僚的な組織に合う人間。
三井住友銀行(SMBC)については、ガツガツ系の商人が求められる。
このように、銀行ごとに求められる人物像が違う。
このサイトにまとめてあるので、是非チェックしておこう。
(参考:【業界分析:メガバンク】赤、青、緑の違いって?メガバンク(三菱東京UFJ/三井住友SMBC/みずほ)の事業の強みや弱み、社風・選考対策まで徹底比較!|就活サイト【ONE CAREER】)
大量採用による出世競争とは
有名大企業となると、採用人数も多い傾向がある。
中でも、メガバンクは特にその傾向が強い。
下の記事にあるように、2000人近くを採用する銀行もあるようだ。
『就職四季報2017年版』によると、全国の企業1,260社にアンケートを実施した「新卒採用数が多い200社ランキング(2016年4月入社)」のうち、上位3位が以下の通りメガバンクとなっています。
1位 みずほフィナルシャルグループ(1,920名)
2位 三井住友銀行(1,800名)
3位 三菱東京UFJ銀行(1,300名)(出典:就職先で人気のメガバンク、大量採用・大量退職は本当? | 注目記事 - 金融を目指す就活生必読のニュース・情報 | キャリタスファイナンス)
ということは、入社したらこの同期たちと出世競争を繰り広げなければならない。
一般職と総合職の差はあれど、そこに激しい競争が待っているのは間違いない。
銀行員の給与とは
銀行員の給料事情は、以前より年功序列の色が抜けてきているらしい。
これまで銀行と言えば、The日本企業の代表例として、強固な年功序列で知られてきた。
しかし、近年では転職組の増加によって、生え抜き以外のメンバーも増えてきた。
その影響もあってか、年功序列だけではない評価制度が各行導入されているようだ。
しかし、30歳を超えるころになると、800万円ほどに上昇するようだ。
日本人全体の給与平均が約420万円であることを考えると、全体的な給与水準としては相当高いと言える。
(出典:年功序列なのに大きな年収格差!メガバンクの給与の実態 - 転職会議レポート)
関連用語
- 金融
- 財閥
- 企業統合
- 投資銀行
就活辞典:SIer
難易度
★★★★
概要
顧客企業の問題を探り、情報システムの企画、構築、維持までを請け負う業者のことを「システムインテグレーター」という。SIerは、システムインテグレーターの通称。システムインテグレーターとしては、コンピューターメーカーや、ソフトウェア会社、コンサルティング会社などが挙げられる。ときには、ITに関する顧客企業の社員教育までを担当する場合もある。(出典:SIer(エスアイヤー)とは - コトバンク)
補足説明
関連用語
SE
IT
ITコンサルタント
就活辞典:専門商社
難易度
★★★
概要
食料品に自動車、資源エネルギー、宇宙開発まで。 ありとあらゆるものを手がける「総合商社」。 一方で、繊維や鉄鋼、自動車部品、日用品など、ある特定の事業分野を手がけるのが「専門商社」だ。 世界的に日本特有の業態と言われる商社業界だが、数社の総合商社以外はすべて、BtoBの企業間取引を仲介する専門商社と言える。(出典:専門商社を知ろう! | 専門商社特集 | マイナビ2016)
補足説明
関連用語
総合商社
五大商社
商社
財閥